他人に頼まれると嫌と言えない。
つい人に合わせてしまう。。。
どうしても、今の現実を受けれることができない。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　こんな詩があります。

　　　　　　　　　ゲシュタルトの祈り　　　　　　　　　　　

　　私は私の為に、あなたはあなたの為に生きている

　　私はあなたの期待にそう為に この世界にいるのではなく

　　あなたも私の期待にそう為に この世界にいるのでない

　　私は私、あなたはあなた

　　もし私達が偶然にも出会うならそれは素晴らしいこと

　　もしそうでないのであれば、それもまたよし

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　フレデリック・パールズ

　フレデリック・S・パールズ（1893~1970)ドイツの精神医学者で、ゲシュタルト療法の創始者です。

以前読んだ訳は、最後の一行が「出会えなくても、それは仕方がないこと」とありましたが、今回のような訳がありました。こちらの方が、ぴったりきます。　　　　　　すべてが、あるがままですばらしい。

もちろん、何かすることに意味がないとか、出会いに意味がないとかではないと思います。

私達は、それぞれが別々であり、それぞれが自分のために生きています。

誰かの犠牲になることはありません。

自分自身を大切にする存在です。自立した存在として、他人と関わります。

今（時間）ここで（空間）あるがままに（現実）

 

悩んでいることも、苦しんでいることも、無理をして否定したり、あがいても、解決できないこともあります。　

かえって、無理をすると反発したり、自分が傷ついたりします。

過去や、自分が存在がしていない状況や先のことに、囚われないで、今、ここを生きる。

今の現実を受け入れることが、自然なんですね。

今、自分ができることを考えてそれをやっていくだけ。

 

それは、独りでは、難しい時があります。辛くて、苦しくて。

こころカウンセリングでは、そんな時、お手伝いをさせていただいています。